ノウハウをその手に

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豊富なノウハウの共有が可能に

 外部に運営を任せるメリットとして、自社だけでは得られないノウハウを得やすくなる点が考えられます。
もちろん1つのホテルだけではノウハウが蓄積できないという訳ではありませんが、やはりホテル数が多い方が様々な問題に直面する機会も増えますので、それだけ多くのノウハウが蓄積しやすいと言えます。
チェーン店のなかには、全国に複数のホテルを抱えるグループ企業もありますし、業歴も長い場合が多く、過去のトラブル解決事例が豊富に存在します。

 客室の清掃方法や清掃道具の見直しを定期的に進めていたり、フロントの応対に関する接客用語の研修を実施していたり、マニュアル化されていることが多く、オーナーがイチから手順書を作成する手間を省くことが可能になります。
また従業員の定着率の低いラブホテル業界においては、清掃のレベルを一定に保つことも大きな課題となりますが、こうした手順書があることで教育をスムーズに進めることができますので、優秀な人材はいなくなったら清掃レベルが落ちてクレームが増えたなんてことがなくなります。

 運営を任せる企業にもよりますが、支配人クラスの人間を派遣する場合や現地の従業員の中から中心となる人物へ指導を行う場合であれば比較的容易にノウハウの共有は行われますし、契約の満了後はホテル内にノウハウは残ることとなります。

 また社長である親の高齢化に伴い、経営を引き継がなければならなくなったが、息子(娘)は既に別の方法で生計を立てており、今さら稼業であるラブホテル業を一から学ぶことは難しい等の場合、従業員に指導できる人がいなくなってしまうため、積極的に賃貸借契約や運営委託を考えてみてはいかがでしょうか。

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